封筒印刷の専門店 パーソンズプラザの日常を綴ります。
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家の近くに“水道タンク”(正式には「大谷口配水塔」)があります。
町中に突然現れるその姿は、初めて目にする人にはかなり驚きのようです。
これはかつて多摩川(世田谷区砧)からの引いた荒玉水道の配水塔でした。
現存する建物は、最近復刻されたモニュメント(給水場のポンプ棟)で、
以前の配水塔は老朽化のため2005年の夏に取り壊されました。
当時「壊されている」と地元の後輩から聞いて、急いで駆けつけて撮りました。
じつは、荒玉水道にはもうひとつ水道タンクがあります。
それが、「江古田の水道タンク」(正式には「野方配水塔」)です。
新井薬師公園の近くにあります。
大谷口の水道タンクより色が白いので、こちらの方が新しいとずっと思っていましたが、
数年前にこっちが“お兄ちゃん”ということを知りました。
この江古田の水道タンクの近くに住んでいた泉麻人さんは、
著書『散歩のススメ』(マガジンハウス 1993年刊)で水道タンクを
「灰色のその建物はどことなく悪魔の城、のような気配が漂っている」と
記しています。
じつは、小学6年生の頃に大谷口の水道タンクに足場がかかっていて工事の人が
誰もいなかったので、みんなでドームの窓のところまで登ったことがあります。
冬の夕方に自分の住んでいる町が一望できて、とても感動した覚えがあります。
そうっ まるでデビルマンのエンディングテーマ
「今日もどこかでデビルマン」の冒頭部分のようでした。
古くてスイマセン。。。
4歳の娘も水道タンクを見るたびに、「上に登れるの?」と聞いてきます。
グーグルマップじゃなくて、自分の住んでいる町を上からじっくり眺めてみたいものです。
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